今までの棚置き設計は、基板端からボールまでの距離が十分あったため、問題は起きませんでした。
しかし最近では、基板端からボールまでの距離が小さくなっていて、棚部分も小さな幅しか取れない状態となっており、PKGが対角線方向でハマリ込んでしまう現象が出てき始めています。
貴社の設計開発に合わせてご提供いたしますので、お気軽にご相談ください。
下図のように、PKGの“a”と“b”2面がTRAYの“a”と“b”2面に完全接触しているため、PKGが自重で戻らなくなっているものと考えられます。
下図のように、PKGとの接触箇所を、3カ所から“R”を付けて1箇所に減らし、PKGが戻りやすい様、“20°以上”のテーパーを付けます。
(このテーパーもPKGとトレイを接触させない効果があります)