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シノン電気産業株式会社
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特許情報

BGA TRAY 棚置き構造

BGA TRAY 棚置き構造

BGA TRAY 棚置き構造の問題と対策

今までの棚置き設計は、基板端からボールまでの距離が十分あったため、問題は起きませんでした。
しかし最近では、基板端からボールまでの距離が小さくなっていて、棚部分も小さな幅しか取れない状態となっており、PKGが対角線方向でハマリ込んでしまう現象が出てき始めています。
貴社の設計開発に合わせてご提供いたしますので、お気軽にご相談ください。

  • 今までは“A”幅が十分あったために問題はありませんでした。
  • 今までは“A”幅が十分あったために問題はありませんでした。
  • 最近は“A”部幅が小さくなっているため、ハマリ込んでしまいます。
  • 最近は“A”部幅が小さくなっているため、ハマリ込んでしまいます。
  • ハマリ込み現象

原因

下図のように、PKGの“a”と“b”2面がTRAYの“a”と“b”2面に完全接触しているため、PKGが自重で戻らなくなっているものと考えられます。

原因

対策

下図のように、PKGとの接触箇所を、3カ所から“R”を付けて1箇所に減らし、PKGが戻りやすい様、“20°以上”のテーパーを付けます。
(このテーパーもPKGとトレイを接触させない効果があります)

対策

  • c : Rを付けます
    d : テーパーを付けます
  • ※ 接触はPKG角1箇所となるため、PKGが元に戻り易くなります。